易の占い方にはいろいろな方法があります。一番スタンダードなのが筮竹という棒を使った方法です。時代劇にでてくる易者さんが使っているのを見た人も多いでしょう。筮竹は50本あり一念を込めてこれを天地人の三才にかたどり、その本数を数える方法です。 この筮竹を使った方法にも種類があり、三回筮竹を分ける略筮、六回筮竹を分ける中筮、十八回筮竹を分ける本筮とあります。今は明治時代に高島嘉右衛門という日本易学の大家が好んで使った略筮が主流になっています。(ちなみに私は中筮にて鑑定を行っています) また、筮竹を使うほかに、時刻や方角から卦を起こす方法、8面及び6面のサイコロを使う方法、コインを投げて卦を求める方法、字画から卦を求める方法などいろいろな方法ががあります。
易という文字は、どう成立したのでしょう。 一説では「日」と「月」の二文字を重ねて成立したものだといいます。「日」は陽、「月」は陰を表し、陰陽あいまって森羅万象あらゆるものを含みます。また、「日」と「月」を横に並べて書けば「明」となり、世の中の事すべてを明らかにすることができます。 他にトカゲの形を模して「易」の字が成立したという説もあります。 話はそれますが「乾」という文字があります(イヌイと読みます)。なぜこの字がイヌイなのかというと十二支の戌(イヌ)と亥(イノシシ)からきています。十二支を八卦に置き換えると戌亥は天の卦になります。天の卦の別名が乾なのです。 「巽」をタツミと読むのも同じです。巽は八卦の風の卦の別名で、十二支の「辰」と「巳」に対応しています。
易は陰陽思想に基づいています。 安倍晴明で有名になった陰陽師の陰陽もここからきています。 天地であれば天を陽、地を陰とし、明暗、日と月、男女、親と子、表と裏、ことごとく陰陽から成り立っています。これらのものは陰陽二つに分かれているようで、実はひとつのことを表しています。表があるから裏があり、二つにして一つなのです。陰陽は対立しながらも、お互いを求め合います。男女が求め合うのもこのためです。 易は陽の気と陰の気が背反や融合合一する動きによって、生命のダイナミズムがあるのだと説きます。
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